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山形県という地域を多様な切り口から学習・研究する「地域学」です。山形県の森羅万象、そして山形県に関する書物及び情報のあらゆるものが、「山形学」の教材になります。
県民一人ひとりが自分の住む山形県について学び、山形県人としてのあらゆるものがアイデンティティを確立することで、豊かな地域づくりへとつながる人づくりを目指します。
「山形学」の理念を木に例えると、根の一本一本が既存の科学などの各分野にあたり、その各分野から養分を吸い上げる幹にあたるのが「山形学」講座や講座内容をまとめた叢書であり、細い枝の先が「山形学」の学習者一人ひとりを表現しています。
枝につく葉は太陽の光を受けて光合成を行い養分を作り出すという意味では、「山形学」学習者は「山形学」の創り手ともいえます。
平成元年1月に「山形学」創造会議《座長:米地文夫氏(元・岩手県立大学教授)、横山昭男氏(現・山形大学名誉教授)、金安岩男氏(現・慶応義塾大学教授)、中川重氏(元・山形大学教育学部教授)》が設置され、平成2年度にオープンした山形県生涯学習センター(遊学館)で実施する先導的な講座として構想された。
◆学習分野を次の4つに整理して講座をスタートした。
【分野A】“だいち”と“いのち”(自然科学、特に地球科学と生物科学中心)
【分野B】“れきし”と“くらし”(人文科学、特に歴史、民俗、方言学、生活科学中心)
【分野C】“みやび”と“あそび”(芸術文化領域中心、宗教、スポーツを含む)
【分野D】“たくみ”と“のぞみ”(社会科学全般、工学・農学などの応用化学中心、未来学を含む)
学習方法としては、講義、ワークショップ、フィールドワーク、シンポジウム、パネルディスカッション、見学などがあり、山形県という地域の森羅万象、そして山形県という地域に関する書物及び情報の悉くを教材としている。